カフェで出てくるコーヒーゼリー。実は簡単に作れます。
梅雨で外出がなかなかできない時期に、家で黙々と研究した成果を皆さんにお伝えしようと思います。
本ブログを見て、興味を持たれた方はぜひ一度使ってみてください。
ではでは、解説始めます。
材料(1人分)
- インスタントコーヒー: ティースプーン1杯
- 砂糖: ティースプーン1杯
- ゼラチン: 2.5 g
- 沸騰したお湯: 150 mL
※スティック入りのゼラチンが1袋5 g入りなので、半分入れるとちょうどいいです。
作り方
- インスタントコーヒーと砂糖をカップに入れる
- 沸騰したお湯150 mLをカップに注ぎ、コーヒーと砂糖を溶かす
- ゼラチンをカップに加え、かき混ぜて溶かす
- 15分ほど室温であら熱を取る
- 2時間ほど冷蔵庫で冷やし、固まったら完成
作成時のポイント
ゼラチンの安定性
ゼラチンは煮沸させたりするとゲル化しなくなってしまうので、ご注意ください。
家庭用で簡単に入手できるゲル化剤にはゼラチンの他に寒天とアガーがあります。
寒天とアガーは煮沸してもしっかりゲル化します。むしろ煮沸してお湯にしっかり溶かしたほうがムラのないゲルを作ることができます。
ただ、ゼラチンと寒天ではゲル化した時の食感が大きく異なります。ゼラチンはぷるっとした弾力がある柔らかめのゼリーになり、寒天は硬めでさらっとほぐれる食感のゼリーになります。
好みにもよると思いますが、ぼくはぷるっとしたゼラチンの食感が好きなので、今回はゲル化剤としてゼラチンを使用しています。
ゼラチンの分散
ゼラチンを溶かす際、しっかりかき混ぜて分散してあげないとゲルが固い部分と柔らかい部分のムラが出てきてしまいます。
ゼラチンは熱に弱く溶かしにくいため、しっかりと混ぜるのがポイントです。
あら熱を15分取った後もかき混ぜてから冷蔵庫に移すとムラが減るので、試してみてください。
コーヒーの種類
コーヒーゼリーの味はもちろん加えたコーヒーの味に大きく左右されます。
コーヒーには苦味の強いもの、酸味の強いもの、両者のバランスが取れているものの大きく分けて3種類あります。
中でもコーヒーゼリーには苦味が強く酸味が少ないコーヒーを使うのがぼくのおすすめです。
コーヒーに何を使ったらよいか迷ってしまう方は、最初は苦味が強く酸味が弱いものを使ってみてください。
その後、いろんな種類のコーヒーでゼリー作りをしてみてはいかがでしょう。