発酵食品って最近よく聞きますよね。腸内環境を整えたり、自然な味になることから塩分や糖分を抑えられたりといった機能があることが知られています。今回はそんな発酵食品の中でも始めやすい「ぬか漬け」について作り方を解説していきます。
材料準備
- 米ぬか 1kg
- 塩 120g
- 水 1kg
- 昆布 0.5枚
- 唐辛子 2~3本
作成手順
- 水を沸騰させ、塩を溶かす
- 火を止め、濡れタオルで拭いた昆布を投入
- 十分冷めたら水を米ぬかの入った容器に入れて、混ぜる
- 昆布と唐辛子を割いてぬか床の中に入れる
- キャベツの芯や白菜の芯など水分の出る野菜を3日ごとに入れ替えて、2週間ほど常温で漬ける(この工程は捨て漬けと呼ぶ)
- 野菜(きゅうりやかぶ、にんじんなど)に塩をすり付けて1日漬ける
- ※常温で1日に1回、冷蔵で2日に1回ぬか床を混ぜる(天地返しと呼ぶ)
作成のポイント
米ぬかはGABAや食物繊維、良質な油脂を含んでいます。これらの成分に加えて、ぬか床の発酵で乳酸菌が増えているので、腸内フローラが整えられます。
自分の好みに合わせて、漬け込む材料を選択すると良いかと思います。ぼくの場合は、味が濃いのが好みなので、野菜にすり付けた塩を落とさず漬け込んでいたり、うま味を増やすために乾燥椎茸を入れたりしています。ぜひお気に入りのぬか漬けを作ってみてください。